その日のうちに仕事を終えられないという仕事の悩みを抱えている会社員は多く存在している。リーマンショック以後、従業員一人が抱える仕事の量が飛躍的に増え、抱えすぎた仕事を就業時間内に終えられず、多くの企業でまだ残業をするのが当たり前になっている。
残業はたまにするなら大丈夫でも、常態化してしまえば、心身に悪影響が出てくる。翌日以降に肉体的にも精神的にも疲労が残り、本来発揮できるパフォーマンスを発揮できなくなる人もいるだろう。その結果、職場の出世競争から脱落して、会社に居場所をなくしてしまう人も出てきてしまう。そのような最悪な結末を迎える前に、その日のうちに仕事を終えられるよう対策をとらなければならない。
まず、自分以外の人に仕事を振ることが大切だ。職場で自分だけが仕事を抱えている場合は、余裕がある人に、預けても大丈夫な仕事を預けるようにするのも手だろう。そのためには、自分の仕事に優先順位をつけることが大切だ。
10のタスクを抱えているのなら、すべてのタスクに1から10まで順位をつけてから仕事に臨むようにした方がいい。そうすれば、自分は優先順位が高い順に仕事を進めることができ、優先順位が低い仕事は同僚に任せることができる。
仮に就業時間内にすべての仕事を終えられなくても、優先順位が高い、重要な仕事は終えられているため、翌日以降に持ち越しても大きな問題にはならないだろう。任された仕事を終えられずにパニックになっている人は、まずは落ち着いてタスクに優先順位をつけてみることが大切だ。